2022年6月21日、香港ヤマトは日本食研ホールディングス株式会社（以下、“日本食研”）香港支店を訪問し、支店長の渡部寛之氏をインタビューした。

1971年に香川県で創業し、ブレンド調味料や加工食品などの開発・製造・販売まで一貫して行う食品企業である日本食研は、「もっと美味しく・もっと便利に」のスローガンを掲げ、着実に世界中の食文化を開拓している。現在、拠点は日本国内に留まらず、アメリカ、中国、台湾、ドイツ、イギリス、フランス、シンガポール、タイ、オーストラリア、韓国、香港などにも多く設置されている。

香港ヤマトは、日本食研香港支店と数年前から懇意にしていただき、倉庫管理や商品配送の業務を委託されている。香港ヤマトは常にまごころを込めた良質のサービスを日本食研や他のお客様に提供し、お客様に満足を届ける。

●インタビュー内容は下記の通りです

Q３：貴社はどの様なロジスティクスサービスを期待しますか？　また主な関心事項は何でしょうか？

A３：まず倉庫の部分については、食品を取り扱って頂く事において温度管理や賞味期限管理が重要だと考えています。配送の部分では日々の配送について、依頼している配送予定と時間通りに配送して頂けるサービス品質、そしてもう一つ重要なのが配送時の商品取扱いだと思います。

Q４：ヤマトをロジスティクスサプライヤーとして選んだ理由は教えて頂けますか？

A４：以前は別の倉庫会社様に物流をお願いしておりましたが、いくつか問題点がございました。例えば倉庫においては入庫時の作業時間が非常に長く、配送面では配送の遅れや指定日の配送ができないなどの不具合がありました。また私共は冷凍商品も扱っておりますが、配送時の温度管理が上手くいかない事態が散見され、お客様より度々クレームを頂いておりました。その様な状況下で御社へ業務を委託しましたのは、御社が日本における宅配業界トップ企業であり、日本でのお取引を通じてロジスティクスの技術が素晴らしいと感じておりましたためです。特に荷物を配送頂く際の取り扱いが非常に丁寧だという印象が強く、香港においても御社にお願いすることに致しました。

Q５：現在ヤマトのどの様なサービスをご利用になっていますか？

A５：私たちは日本から香港に商品が届いた後に、引取と倉庫までの配送、香港内の配送、倉庫での低温・冷凍保管、商品の在庫管理などの業務を利用しております。

Q６：ヤマトのサービス内容やスタッフに対する印象を教えてください。

A６：まずサービス内容について、在庫管理がとても正確にされているので、その点が一番良い印象を持っています。そして冷凍商品の配送と保管です、その管理も非常に徹底されていますので、お客様のクレームはほぼなくなりました。また御社スタッフの皆さんは大変親切な方が多く、問い合わせの対応がとても速いです。その為お客様に迷惑をかけることなく対応できております。また配送の方も同様で、スタッフの皆さんが強い責任感を持って荷物を扱って頂いているので、対応が大変良いと感じています。

Q９：もし機会が有ればあなたの知人や同業者へ当社のサービスを推薦されますか？その場合どの様な理由でしょうか？

A９：他のお客様から紹介依頼があった場合はお勧めしたいと思います。繰り返しになりますが、倉庫管理の品質と物流の正確な配送機能を持っている点は、利用させて頂いている立場として非常に助かっていますので、その点はぜひ紹介したいと思います。御社の倉庫も何度か訪問させて頂きましたが、とても奇麗に管理されているので、その点も特に食品を扱う企業としては非常に大切であると思っています。それらを踏まえてお薦めしたいと思います。